衣類のしみ抜きさくら会ホームページをご覧いただきありがとうございます。本日の染み抜き事例投稿担当、埼玉県小川町のラブリーチェーン・讃岐です。

さて、本日のしみは、ワイシャツの袖他に大量についたサビ。

左のお袖はシミだらけ。衿の下にも大きなのがありますね。

サビ落としの薬剤は、何種類かありますが、最もメジャーなのは、有効成分としてフッ化水素(医薬用外毒物)を含有した薬剤。とてもじゃないけど一般に市販できる代物ではありません。

余談ですがフッ化水素の超高純度99.9999999999%品(9が12個付く純度と言う事で12Nと呼ばれます)は日本の企業のシェアが高く、対韓国の輸出管理厳格化により貿易の国際問題にもなっている商品です。何故管理を厳格にしなければならないかというと、この薬品、半導体製造やウランの濃縮に使われます。つまり、核兵器製造には欠かせない薬品であり、どこにどれだけ出荷し、どう使われたかということは重要な情報です。「使途不明」なんてことがあれば、どこかでテロリストが核兵器を作ってたなんてことも…?あと、腐食性の強い物質で、しみ抜き用に使われる低濃度でも、傷口に入ったり、こぼれて手や腕に付着したものを放置したら、最悪腕切断なども有り得ます。フッ化水素がどれだけヤバい物質かわかりますね。

閑話休題。

低濃度フッ化水素を使ってしみ抜き→全体濯ぎを行った結果がご覧の通り。

しっかり綺麗にさせていただきました。

シミでお困りの際は衣類のしみ抜きさくら会加盟店までご相談ください。

この記事を書いた人

讃岐 賢一
讃岐 賢一
ラブリーチェーンは、武蔵野の小京都・埼玉県小川町に本社工場を持つクリーニング専門店です。県内の川越比企地域・北部地域・秩父地域にチェーン展開しております。
確かなシミ抜きの技術と豊富な加工メニューでお客様のご要望にお応えいたします。
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