衣類のしみ抜きさくら会ホームページをご覧頂きありがとうございます。本日の投稿担当は埼玉県小川町のクリーニングラブリーチェーン・讃岐です。
さて今日のシミは、女児スーツ。従業員の物なのですが、使用後に弊社で洗ってから数年…出してみたら変色したシミがあったそうです。
こんな風に、しまう時は気がつかなくてもしばらくして出してみたらシミがあったという事象がたまに見受けられます。
これは保管中にシミがついたわけではなく、前回の洗いの時に落としきれていなかったものです。しかし、そのシミは無色透明で、前回仕上げた時には誰にも見えないので『綺麗になっている』と判断されてしまうのです。
しかし時が経つと空気中の酸素と化学反応を起こすことで『酸化発色』という茶色いシミとして可視化されるのです。
炙り出しと全く同じ原理ですね。
ちなみに炙り出し(あぶりだし)を知らない方のために説明すると、『予め乾燥すると無色となる液体で文字や絵を紙などに書き、それに熱を加えて炙ることで成分に酸化などの化学変化をさせて見えなかった文字、絵を表示させるもの』とWikipediaに書いてありました。
見えない敵を片っ端から打つのは不可能。予防のためにはドライクリーニングの後水洗いをして、油溶性汚れと水溶性汚れの両方を落とす洗い方をした方がこのような事象は防げますが、完全ではありません。水・油どちらに対してもあまり溶解しない成分もありますから。
しかし、しみ抜きをすることで多くのシミは落とせます。
シミでお困りの際は衣類のしみ抜きさくら会加盟店までご相談ください。
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ラブリーチェーンは、武蔵野の小京都・埼玉県小川町に本社工場を持つクリーニング専門店です。県内の川越比企地域・北部地域・秩父地域にチェーン展開しております。
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